macOS使いになったものの…
macOS/Windows論争はたびたび起きているものの、私がmacを使い始めた理由は「お客様がmacだったときにアドバイスができない」からだ。だが、今の私でもmacが要るのか考えてみた。
この仕事に着く前は大学のネットワーク管理室に常駐しており、ネットワーク設備の増強やメンテナンスに従事していたものの、どうしても「繋がらない…(意訳:DHCPでIPが取れない)」とか「大学が発行したメールの設定ができない…(意訳:macのメールソフトわからん)」とか「大学のネットに繋げてmac使ってたら何もしてないのに壊れた…(もやはネットワーク管理室関係ない)」という問い合わせがバンバン入ってきていた。
ITの仕事をしていてWindows使えない社員は話にならないが(仮にLinuxのプロだとしても一般事務ができなければ日本の会社では要らない)macを”使える”人は案外少ない気がする。
そう、WindowsやLinuxでネットワークやサーバ管理ができても、一般ユーザー目線でmacが使えないとNICの設定ですらお客様の前でふらふらしていたらカッコ悪いのである。
大学案件を離れたものの
惰性でmacを使い続けているが、できないことがちょくちょくある。それでもmacを使い続けるべきか悩んでみた。
(私の中での)macのデメリット
- 割と高価
- 仕事で学習したソフトウェアが使えない(Terateamマクロ等)
- セキュリティソフトが別途必要(※)
- システムの状況をユーザに隠す(Wi-Fiのリンク速度を見せなかったりNWエンジニアとして不便)
- 圧縮ファイルを作るだけでも工夫がいる
- Officeのセキュリティサポート期限が異様に短い
- できない事があると結局Windowsにリモートデスクトップする
(※セキュリティソフト不要説も多いが、仕事のファイルをメールするときくらいパターン検出は欲しい。ちゃんとやってるよが言えればよい。)
(私の中での)macのメリット
- マルチベンダ環境を学習できる
- いつもと違うOSだから仕事してる感がなく、リラックスして使える
- サイズの割りにマシンスペックが良い(ハードとOSの開発元が同じで、電池持ちが最適化されてるなど)
結果
合理的に考えるとmacである必要は微塵もない。