VR用 中古グラボ 2080 Tiを買いました

中古RTX 2080 Tiを買いました

VR用にGeForce 1660Superを使っていましたが、VR機器をQuest2に買い替えたところ解像度上げたい!の欲求に耐え切れず新しいグラボを買うことに。

そして中古のRTX 2080 Tiを買いました!ギガバイトから発売の GV-N208TAORUSX W-11GC 、2U占有の水冷グラフィックボードです。

検討段階ではRTX 3070一択だったが…

候補としてはRTX 3000シリーズが発表されたので、RTX 3070が一番候補。またRadeonからはRX6000シリーズが出たのでRX6800などなどがありました。

ただ、あまりPCに詳しくない身としてはRadeon系はVRChatとの相性が良いのかわからないため除外。2年ほど前に特定のシェーダをRadeon系GPUが処理するとクラッシュするとのバグもありましたし、それは解決しても未知のトラブル引くのも嫌ですし、ググっても情報が少ない等は初心者的には避けたいところ。

また、電源ユニットも650Wしかないため消去法で行くとRTX 3070一択となりました。

が・・・みんながRTX 3000シリーズに乗り換えた結果、2000シリーズの中古価格が急落。中古でお得になったのをかっさらうのもありかな?と考えるようになりました。

RTX 3070より2080 Tiのここがすごい

VRAMが11GB!3070の8GBより3も多いぞ!

VRChat中はVRAM使用量が9.5GB程になることが多かったので、VRAMは多いほうが良いなと。対してタスクマネージャー上は3D演算が先にボトルネックになることはあまりありません。(いやまぁVRChatはいくらあっても足りないのは足りないのですが。どこが一番最初に足りなくなるかという話です。)

この辺りはクラウドコンピューティングでTesla T4を借りたときに薄々思っていました。

15GBあるから余力があるものの一般的にはVRAM限界が先

また、演算だけであれば2080 Tiが限界を迎えても、Ryzen 5 3600の使用率は70%程。
ボトルネックになる順序は「VRAM > GPU演算 > CPU > メモリ」なのですね。これは3000シリーズよりVRAM優先でよかったなと。

価格もお得

今回購入した2080 Tiはお値段税込み7万3千円。RTX 3070と価格は変わらないのに中古の特権で返品できるオプション付きだと思えばこちらのほうがお得でした。

実際のところ物理的に入るか不安だったときに、10日間なら返品可!に惹かれて買っちゃいました。

ちょっと電源が足りなくてもいける

必要電源は750Wとなっていますが、私の650W電源でも多少足りなくても何とかなります。ました。AfterburnerでPowerLimitを少し下げてあげたりしてもいいでしょうし、実際のところ1.8倍計算で数W足りない程度は何とかなります。

1日ほど高負荷放置してますが今のところは問題ありません。

使用感

肝心の使用感ですが、VRAM11GBの力でアバター30人集まっても余裕。さらにはQuest2の4K改造度にも対応し視力がとっても良くなりました。コロナでVRしかやることがないのでよい買い物をしたなと。

お隣の美少女アバターさんの髪もきれいに表現されますし、小さな文字も読めるのでよかったよかった。

ちなみにVirtualDesktopで使っていますが90Mbps設定で2080 Tiがボトルネックになることはありませんでした。実効60Mbpsでも十分かも…?

ただ、ハイエンドGPUですので熱いです。電気ストーブを置いているような…PCから異様な熱が出てくるので…。夏場はどうなってしまうのでしょうか。

設置していて思ったのは、水冷チューブが短いので38cmでしたが配線できるか注意深く見守ったほうが良さそうです。私の場合はマイクロATXケースに無理やり詰めたのでチューブ長自体は足りました。(廃熱フローは壊滅しました。)

重さもなかなかなのでグラボ支える棒みたいなのは買ったほうがよいでしょう。重量計で計ったら1キロ超えてました。そのままにしてたら(MB側が)たわむ…。

まとめ

家にいてもVRChatしかやることないので、ハイエンドグラボ買っても実質無料です。買おうね。