4社のクラウドストレージをフル活用したお話

クラウドストレージいいよね

iCloudを聞いたことある人は多いはず。iPhoneのバックアップをAppleのクラウド(インターネット)で預かってくれるくれるサービスだったりするが、(iPhone乗り換えても設定が引き継がれるのはこのサービスのおかげ)、パソコンの文章なども普通に転送できたりする。

最初は5GBでお金を払うと容量が増える。が、まぁお金はかかるので特徴と使い道を書いてみた

4社それぞれの特徴と使い道

以下全て2020/2/19現在の月額相当

Apple iCloud

無料で5GB使え、上位プランは色々あるものの50GBで130円のプランがありクラウドストレージ最安である。

またWindows版クライアントの評判がよくない。(もともとmacとiPhone向けなのでまぁ…)不慮の事故があっても巻き戻し機能があり安心なもののAndroid非対応は痛すぎるので候補からはずれる。

とはいえ無料5GBでiPhoneの設定バックアップは嬉しいので、パソコン用途では非採用だがありがたく使わせていただく。

Google Drive

無難なクラウドストレージ、100GBが250円だがインドまでVPN張ってインドルピー決済すると182円ほどまで安く契約でき業界最安値。年間契約すれば152円ほど。

2020年5月末まで(若干圧縮される)写真のアップロードが無料だが、本領はGoogle Photo機能。なんと適当なキーワードでもなんでも写真を探してくれる。イヌでもネコでもちらっと通りかかったカフェの名前でもなんでも検索すれば引っ張ってくる。

6月からはそれもストレージ課金されるのだが、前述の通り若干の圧縮があるためむしろ無料で15GB使い倒すためにパソコンのファイルは入れない運用としたい。

Dropbox

クラウドストレージで最強。クライアントがWindows/Macの他にLinuxやソースコードからビルドまでできる。同期も最速。若干経営状態が危ぶまれるものの最大手が潰れることはないだろう。

無料プランでも(仮想の…)友達紹介しまくって18GBまで拡張した。そのため、こいつをメインのパソコンファイルの同期とする。

無料版の制約で3台までしかインストールできないが、MacBook,Windows(VR用),iPhoneこの3匹で覚悟を決めた。Androidに乗り換えたらiPhoneのリンクを外す。PC2台+モバイルと言った運用だ。ごく稀に使うiPadはブラウザ版からログインすればいいんじゃないくらいの感覚。

もう一つの無料版制約で、アカウント単位の不慮の事故に対する巻き戻したできない。ランサムウェアとかにやられたら1ファイル毎に泣きながらロールバックだが0円とトレードオフである。(もちろんNTFSシャドーコピー等で保険はかける)

有料版は1500円、年間契約で1200円、3年まとめ買いすると800円。0円とトレードオフするのであれば一括巻き戻し機能は諦めよう…。そもそも私に800円の価値もないからファイルにダメージがあっても800円以下だ。そんなの考えるてたら鬱になった。

そもそも2TBもいらないんですけど!100GBプランを作ってよ!

Amazon Drive

Prime会員なら写真アップロードが無限。底なしの無限。別件でPrime会員は辞められない事情があるので実質0円。

ドライブ自体は5GBなものの写真がノーカウントなので、VRChatの写真はここにぶち込む。すでに9GB分ぶちこんでるが無料。Google Photoで現実の写真を撮ってたらVRに侵食されてて、いい機会だからサービス(とかアプリ)を分けたかったのもある。

また、Driveの方にはBoothで買った商品をバックアップさせようと思う。Dropboxも無料戦法したたら18GB迄と心元ないので、滅多に引き出さないけどなくなると困るのが購入したアバターのzipファイル。

Boothでいつでもダウンロードできるとしても、公開取り消しになったりはよくあるので5GB分無料で使わせてもらおう。(今のところ10商品で1GB使用中。VRChat人生終了まで5GBでも間に合うだろう。)

Microsoft OneDrive

月額1,300円のOffice契約者は1TB無料だが、同期が遅い…。あと1TBも要らない。そもそもOffice持ってるので契約する意味がない。

実は月額200円で100GBプランがこっそりあるのだが同期が遅いのでOffice無し版にお金払ってまで契約するのは…。

無料で5GB使えるもののクラウドストレージサービス増えまくっても訳わからなくなるし、常駐アプリも増えるので使わない事とした。

まとめ

無料で使い倒す話で少し恥ずかしいが、まとめるとこんな運用になる。

  • iCloud … iPhoneバックアップに徹してもらう、Android非対応は将来的に困る。
  • Google Drive … Google Photoのために空けておく。(6月からPhoto容量課金)
  • Dropbox … 本命。18GB中7GB使用中。
  • Amazon Drive … Photo無限は助かる。5GBの無料枠はBooth商品バックアップ
  • One Drive … 同期遅い。Officeは持ってるので契約する気無し。

結局のところ、Dropboxに課金すればこんなセコイ事しなくて良かっただろうけど…節約は趣味だし、結局Google DriveもAmazon Driveも現実の写真/VRChatの写真でそれぞれ価値があるのでだったら0円貫き通した方が合理的ではある。

有料プランはファイルがある限り辞めれなくなるしね。これで足りなくなったら考えよう。

2021/3/15 追記

こんな感じに運用進めてます
・iCloud … iPhoneバックアップ
※5GB
・Google Drive① … 6月からの写真用
※15GB
・Google Drive②…gmailとISO保管
※12GBほど
・dropbox … メイン18GB
・Amazon Drive … Boothバックアップ5GB
・Amazon prime photo … 6〜10GB

iCloudを除いて15+12+18+5+10=60GB

他サービス間を行き来するのに10GB差し引き、無料で確保したクラウドストレージは実質50GBほどだろうか

2021/4/20追記

One Drive … Windows上では概ね問題ないが、macで使うとCPUが暴走する。一定間隔でkillするスクリプトを組む猛者も現る。また、iPhone/iPad向けアプリが時折固まり、(日本語?)検索ができない。

Google Drive … ファイルストリーム版をマウントしてそこでUnity開いたらWindows Defendeがメモリ2GB使ったり、ファイルがかけたり、SDK読むのに10分かかったりひどいことになった。

Dropbox … iPad向け無料アプリDocuments by Readdleはリンク台数3台に数えられないので、ひっそり無料の道をいく。